こんにちは!川口市、さいたま市南浦和のドラム教室でドラム、パーカッション(カホン、コンガ等)のレッスンをしております金山あつしです。
みなさんはサンバという言葉はご存じの方が多いと思いますが、どこまで知っていますか?
サンバというのは主にブラジル音楽で有名なジャンルで、ブラジルのバイーア地方、リオデジャネイロ地方、サンパウロ地方における大衆音楽の総称になるのですが、日本人的に一番なじみの深いのが「サンバ・バトゥカーダ」というジャンルかと思います。
日本でも浅草や神戸でサンバカーニバルが演奏されているのでイメージできる方も多いと思います。
その「サンバ・バトゥカーダ」で使われる楽器をそれぞれご紹介させていただきます。
ヘピニキ
主にリードを担当する楽器です。かなりピッチの高い音が特徴でスティックでたたきます。
ティンバレスと音が似ているので僕はそちらで代用することもあります。
アピート
サンバホイッスルとも言われますね。キメの合図に使ったりします。
アゴゴ
アゴゴー、アゴゴベルとも言います。スティックで大小を交互に叩く楽器になります。
クイーカ
中央に付いている棒を、ぬらした布でこすって動物の鳴き声のようなの音を出す楽器です。ようこそジャバリパークへでもお馴染みですね。
タンボリン
タンバリンと名前が似ていますが、奏法はまったく違います。
片手でタンボリンを持ち、もう一方の手でバケッタと呼ばれるスティックで演奏します。
スルド
サンバにおいてテンポを刻むバスドラムのような役割を持つ楽器です。
パレードでは肩にかけて演奏します。
カイシャ
ドラムセットにおけるスネアと同じ役割の楽器です。スティックで16分音符を刻む役割です。
パンデイロ
ブラジル製のタンバリンになりますが、奏法は普通のタンバリンとはかなり違います。
ジングルの響きが通常のタンバリンよりも少なくなっており、これによって細かいリズムを明確に出せるようになっています。
大人数のパレードでは以前は低音を担っていましたがスルドがその役割を担うようになると現在では主に空中へ投げたりとパフォーマンス用として使われているようです。
ショカーリョ
ジングルがたくさんついており、両手で上下に振って演奏します。音はかなり大きいです。
ガンザ
いわゆるシェーカーの事です。
前後に振って音を出す楽器で非常にシンプルなので、リズムトレーニングの楽器としてもお勧めしております。
おそらく日本においてはこの中では一番ポピュラーな楽器だと思います。
いかがでしたでしょうか?
サンバリズムは当ドラム教室(南浦和)でも質問を受けることが非常に多いジャンルです。
すべての楽器を演奏できる必要はありませんが、どのように演奏されているか知っているだけでも自分のドラム演奏に影響はあるかと思いますので是非勉強していただければと思います。
こんな感じで当ドラム教室ではドラムだけではなくいろんなパーカッションのレッスンも行っておりますので、ご興味のある方はぜひ体験レッスンをお申し込みください!